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  • 執筆者の写真SHIHOKO YONEZU

建築現場から、カタチにすること

更新日:2021年4月25日

大学を卒業してから様々な形で建築に関わる仕事をしていますが、

常に、大規模なものづくりって面白い!

と思わされます。


今進んでいる現場の大工さんが、毎日状況の確認とこちらからの指示を依頼するために、メールを送って下さること、

適切な配慮が常にある。


それだけでどれだけ助けられていることか。



初めてお仕事をご一緒する大工さんですが、

地域性も異なり、大工さんの頭の中の組み立て方が勉強になります。


仕事の組み立て方や時間軸って、

地域によって異なります。他者の軸や環境軸に合わせることを学ばせて頂いています。


施主、職人さん、設計士、コーディネーターの思いやアイデアを出し合いながら、

より良い方法を選択して最も良いカタチへと進めていくことは、

とても微妙な関係の中で、段階的に信頼を築きながら成立するものです。


信頼と言えば、


時々、以前お世話になった建築会社の社長さんとお話をすることがあるのですが、

いつお話しても、良いと考える建築のあり方の基準が変わっていない

まったくブレていないのです。


もちろん、環境や社会の変化を受け入れながら性格は少しずつ変わっていきます。

しかし、思いを推すポイントは全く変わらない


結果、事業を強く、存続できるのだと思います。


建築の思いや考え方、現場の見方、センスの磨き方を教えていただきましたが、

いわゆる師弟関係って、それぞれの個性は認めながらも、


それぞれの道の延長の世界で建築に関わっていながらも必要であればいつでもアドバイスを下さる。


自分軸を保ちながら、他者軸にも合わせる実践編。


お互いの根幹に

「良い建築とはどのようなものであるか」

価値観が一致しているから成立するのです。


想いや価値観が一致する仲間って、

意外にこの世の中、希少ではないかと思います。


だからこそ、何かを一緒に進めるためには

価値観の一致を築くまでには、色々ありながらも継続的な協働創造が必要です。


こちらで出来ることがあれば、言いなさい。良いようにしてあげるから。


と言ってくれる元ボス。

頼もしいやら有り難いやら、頭が上がりません。



建築以外に人のコンサルティングや能力開発の仕事など、

全く違う分野の仕事もしていることが自分でも不思議に思えるのですが、


おもしろいと感じるものや、好きな事、興味のある仕事は、

とにかく何でもやってみるべきだと思います。


やらないとわかりません。

しかもある程度長く継続しなければ、自分のものとして

誰かと関われるほどまでに習得は出来ません。


建築の現場と同じように、

どの現場でも、

より良いカタチまでにはならないのです。


時間と自分の頭脳と魂がもったいないです。


そして、

価値観や想いが一致している仲間と出会ったら、

継続して、仕事を続けてみること。


必ず、そこから自分の成長と人の成長が生まれて、

それぞれの結果としての、カタチが出来上がります。


これから、

地産地消、自然素材の建築、オーガニックな家、

そして、風水建築の仲間を増やしていきたいと、ふと思いました。


この世の中に、もっとこのような価値観を結果として残していけたらよいのではないのか、

と思うのです。




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