SHIHOKO YONEZU
牡羊座の新月から、乗りこなす
牡羊座で迎えた新月から、なんだか急に現実的なことに向き合う時間が増えました。
いえ、普通はすべてが現実的なことなのですが、
タスクをこなす、ことに時間を費やしている流れです。
春の芽吹きには太陽の光と水を注ぐ必要があります。
自然にしていても成長しますが、剪定も必要です。
手をかける。ということが現実的という意味でもあります。
さて、
牡羊座で迎えた新月から、思考と行動のバランスを取りながら乗りこなす。
ということが必要です。
ある時、これを、ああ、なるほど、
と実感して体得できた経験がありました。
初めての電動自転車に乗る体験です。
しかも、型は一般的なよくあるママチャリではなく、
マウンテンバイク、ロードバイクというのかな。
自転車の詳しい知識はゼロです。
興味が全く無いわけではないのですが、
わたしにとっては生活必需品という位置づけでしたので、
遊びの道具という認識はありませんでした。
これがまさに、これまでの自転車を乗る、という思考を裏切る体験。
型から違います。
動力が違います。
自分の力の使い方、使う筋肉が違います。
その結果、ただ自転車を乗るだけなのに、
コントロールがとてもしづらい。
本来自転車はこう乗るんだよね~。
という練習して、出来るようになって、体得した経験から思考と行動が成立していたはずが、
マウンテンバイク、そして電動、
ということで、
一気にこれまでの自転車で体得したレベルが落ち、
考えながら乗りこなすまでを再び、マウンテンバイク+電動に慣れようとします。
しかし、これまでの自転車を乗りこなすまでになるまでの体得した経験が全く無ければ、
マウンテンバイク+電動には乗って少し進むことすら出来ない。
何度ペダルを漕ぎだしてもこれまでの自分が知っている自転車とは違う。
違うのです。
でも前には進みます。
少し頭を使いながら、そして、試行錯誤しながら、ちょっとした違和感を感じながら。
これが風の時代の乗りこなし方のイメージです。
これまでの経験が全てリセットされてゼロスタートするわけではありませんが、
新しい乗り物で目的地までの進み方へと切り替えるためには、
ある程度乗りこなすための体験が必要。
そして、これまでの、こうしたら普通に上手く出来る、
という、固定概念で成り立っている思考を切り替える必要がある。
さらに、これまでの、こう乗ったら普通に前に進む、
という、体得の経験で成り立っている行動を一旦忘れて、やってみる必要がある。
ちょうど、
ハイブリッド車のトヨタのプリウスを初めて運転した時とも似ています。
車体の見た目、
コンセプト、
社会的メリット、
耳に聞こえるエンジンの音、
社内のメーターの表示、
安全に運転するために確認するポイント、
などなどが、それまでのガソリン車とは違う。
社会のイノベーションの成果に成り立っているものと
風の時代の突入した感じがとても似ています。
地の時代から風の時代への必然的な移行は言うならばイノベーション。
一方、個人レベルでは、
最初は少しばかり抵抗感や、
好き嫌い、
自分に合う合わない、
向き不向き、
などのジャッジメントが湧き上がるかもしれませんが、
イノベーションが起こったら、
古いシステムはもう必要無くなります。
ハイブリッド車が無くなってガソリン車に車業界が移っていくわけではない。
電動自転車が廃車になるわけではない。
風の時代に入って牡羊座で迎えた新月は、
好む好まざるに関わらず、一人ひとりがスタートしています。
乗り物がこれまでの自転車では無くなった。
気が付いたら、乗り物が進化している。
どうせ進んでいくのであれば、
また、新しい乗り物の乗り方を上手く出来るようにこなしていきましょう。
乗りこなせば、必ず、また普通に乗れるようになります。
この点、人によっては、生まれて持った素質によっては得意や苦手も大いにあります。
そこで、自転車や水泳、体操のように、
能力開発の一つとして習得するとグンと上手くなって、
その能力によって、社会の中でしっかりと分かる形で前に進むことが出来る(進化する、マスターする)とも考えてよいでしょう。
ただし、
歩くのが好きか、
新しい電動自転車に乗って、風を切って進むかは
選択でもあります。
できれば、早い段階で、
思考と行動のバランスをとって乗りこなして、
未来への道に向かって新しい体感を習得していきましょう。